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アイスに賞味期限があるんだが。アイスって賞味期限あったっけ?
昨日少しびっくりすることがあった。
これ。
直ちゃん
これがどうかしたの?
どうしたもこうしたも。アイスだよこれ!アイスのパッケージの裏面!
だから…?
アイスは日本では「賞味期限の表示」を義務付けられていません。
というのをだいぶ昔ですが何かのテレビで観て、以来「アイスは賞味期限がない」と思っていたのですが、賞味期限の記載があったのでびっくり!
さっそく調べてみたのでシェアします。
本日するのはこんなお話し!
- アイスに賞味期限の表示が義務付けられていないわけ
- 賞味期限がない=永久に安全に食べられるのか
- 一部のアイスの賞味期限が表示されるようになったのはいつから?どうして?
ちなみに問題のアイスはこちら。これがね、ちょっと酸っぱくて中のヨーグルトアイスは結構滑らかでめっちゃくちゃ美味しいの!今期イチオシ!!
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目次
アイスに賞味期限の表示が義務付けられていないわけ
アイスは-18℃以下での保存を前提に、人体に影響を及ぼすような菌の繁殖などが起こらないことから、賞味期限や消費期限の省略が認められています。
賞味期限はおいしく食べられる期限
消費期限は安全に食べられる期限
だよね!
賞味期限がないアイスは永久に美味しく食べられるのか?
賞味期限=おいしく食べられる期限
とすると、それがないアイスは永久においしくいただけるのでしょうか?100年先もおいしさを誓えるのでしょうか?
残念ながらそうではないようです。
というのも、常にマイナス18℃以下の環境を保つことはまず不可能だから。
一般家庭の冷凍庫の温度はー20℃〜ー17℃と言われています。
アイスを買って移動する間や、冷凍庫を開け閉めする際など、条件によってはアイスの品質を保持できる「ー18℃以下」は保てませんよね。
いわゆる熟成させるようなもの(ワインやチーズなど)を除いて、食べ物は作りたてが一番美味しいです。
アイスも同様で、なるべく早いタイミング(目安としては未開封で1ヶ月以内)で食べた方が美味しくいただけるそうです。
なるほど。できれば早めに食べた方が良いけど、保存がしっかりしていれば物理的にはいつまででも食べられる感じだね!
一度溶けてしまったものや、見た目やにおいに変化があるものは劣化したり、菌が繁殖している可能性があるかも。
一部のアイスの賞味期限が表示されるようになったのはいつから?どうして?
現在市販されている一部のアイスには賞味期限が表記されています。
一体どんなアイスに表示されているのか?
なぜ義務付けられていないのに表示されることになったのか?
この点を解説していきます。
賞味期限を表記しているのはシャトレーゼと明治
2023年8月現在、大手メーカーでアイスに賞味期限を表記しているのは「シャトレーゼ」と「明治」のみ。
賞味期限を表記することによって「廃棄のタイミング」の判断などもより複雑になるため、小売店からもけんえんされやすく、あまりメリットは無いように思えますがどうして表示しているのでしょうか?
各社が賞味期限表記をしている理由
シャトレーゼの公式ブログにはこのように記載がありました。
自社商品をおいしく食べてもらいたいという思いから賞味期限を設定してるんだね♪
明治の公式ページにはこのように記載がありました。
順次ということですが、現在は3年も経ちましたから全て表示されているのではないかと思います。
当時は賞味期限に対するお問合せが多かったようです。
確かに賞味期限が表示されていないと不安になりますよね。
シャトレーゼも明治も消費者に美味しさや安心を届けたいとの思いから賞味期限を表示しているということがわかりました。
特に一般のお店で売られている明治に関しては在庫管理が煩雑化されるなどのデメリットもありながら、なかなか思い切った決断だったのでは無いかと推察します。
アイスには賞味期限はないがなるべく早めに食べるのが良い◎
アイスは適正に(ー18℃以下で)管理されていれば劣化しづらいことから賞味期限や消費期限の表示を省略してもOKとされています。
ですが、美味しくいただくのであれば1ヶ月以内が目安。
まだまだ暑い夏をアイスでおいしく乗り切っていきましょう♪